
当研究会は、斜面災害防止施設の健全度や斜面の安定に関する事項について研究し、もって学術・技術の振興とより安全な地域環境の実現に寄与することを目的とする。
急傾斜崩壊・地すべり対策事業の維持管理は、各自治体が中心となり行われているが、地方財政の悪化の影響もあり、十分な補修、更新が行われていない状況にある。
限られた予算で有効な事業展開を行うためには、沖縄の地盤特性を踏まえた技術的手法の整理、立案が必要となる。
(設立趣旨書より抽出整理)
沖縄斜面調査研究会は、斜面災害防止施設の健全度や斜面の安全に関する事項について研究し、もって学術・技術の進行とより安全な地域環境の実現に寄与することを目的とする。
本会は、前条の目的を達成するために、以下の活動を行う。
沖縄斜面調査研究会は、平成29年7月に設立し、テーマに沿った研究活動や斜面に関する技術講習会の開催、各研究部会への論文の投稿、現場見学会などを行って参りました
令和2年~4年度にかけて、新型コロナウィルス感染症が繰り返し猛威を振るい、社会や労働環境に大きな影響をもたらす中、感染拡大防止に取り組みつつ、研究報告会や現地見学等の研究活動を進めてまいりました。今年度は、県外講師を招いた講習会の開催や地すべり学会九州支部技術検討会の県内開催の支援、HPの作成、活動報告書の作成等の取り組みを検討しています。
近年、毎年のように発生する豪雨災害(斜面災害を含む)では、これまで経験をしたことがない豪雨を各地にもたらし、災害件数や規模も年々増加する傾向になっています。そのため、被災地では災害復旧のための技術者が多数必要とされていますが、まだ不足しているのが現状です。また、防災分野の人材育成には時間が必要なことから、人材が年々減少傾向を辿っています。本研究会では若手技術者の育成を行うための技術講習会や現場視察会を計画的に行っています。併せて、斜面防災施設の維持管理等に関する研究を行っています。将来的には、本県特有である島尻層群泥岩の工学的特性を明確にし、斜面災害防除対策の一助となる成果として取り纏めていく所存であります。
我那覇 忠男
(がなは ただお)
顧 問
参加会社